ワッツ コンサルティングは経営コンサルティングと
マーケティングコンサルティングサービスの会社です。
企業を成功に導くのは、事業戦略、マーケティング戦略だと思います。
私たちは「戦略とは、企業がお客様の期待に応えるため、
自身の長所を活かし、変化に立ち向かう決意」だと考えています。
そんなお客様企業のため私たちは
明快な方法論と豊富な経験、
暖かいハートを持ってお手伝いいたします。
今月の一言
「できない理由よりも、できる工夫を!」
ある社葬の会場に飾られた言葉
代表・高橋の一言
先月のことになりますが、参列させていただいた社葬の会場で拝見した言葉です。故人(前会長)が残したお言葉と推察いたしました。葬儀は、前会長が共に働く社員を大切にしながら、どのように会社を発展させてこられたのか目に浮かぶような式でした。また、後継社長の決意も立派でした。故人も安心して旅立つことができたに違いありません。
「できない理由よりも、できる工夫を!」という一文は、「できない理由」と「できる工夫」を対比していますが、両者の間にはどんな違いがあるのでしょうか。実際に「できない理由」について議論すれば、予算がない、技術がない、人がいないといくらでも出てきます。しかし、できない理由をいくら挙げても、できるようにはなりません。その議論は、自分たちを取り巻く環境(与えられた条件)についての話をしているに過ぎないからです。一方「できる工夫」とは、どうすればできるか、どうすれば、そのプロジェクトをできる方向にもって行けるかを問うものです。そこにはプロジェクトを進める主体が自分たち(あるいは自分)であるという自覚が求められます。そして「できるまでやる」という使命感が芽生え、今ある条件を活用して、足りない条件をつくって行く知恵が生まれます。
「自分がやる」、「できる・できないを環境のせいにしない」という主体性の開発は、脳力開発の基本のキです。最近、お客様のある職場で「『できない』という前に『どうすればできるか!』」を合言葉に、皆で行動習慣を変える挑戦を始めたと伺いました。素晴らしいです。私も入社してから、初めて配属されたプロジェクトチームの一員として、「『できる・できない』の判断はするな。できるようにする方法を考えよう」と訓練を受けたことを思い出します。もちろん、その体験には感謝しています。