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今月の一言



『理は変革の中に在り  ― 苦労が「思考」「感性」「勇気」を磨く ―』 野村克也 著  K Kベストセラーズ2014年



代表・高橋の一言

猛暑の8月、パリ五輪も甲子園も、持てる力を全て出し切った戦いを観ては元気を分けてもらいました。

「今月の一言」は、野村監督の本から引用させていただきました。野村克也さんと言えば、旧南海ホークスにテスト生として入団し、戦後初の三冠王に輝くという球史に残る成績をおさめた方。45歳で現役を引退してからは、野球解説者(評論家)となり、その後ヤクルトの監督に就任。チームを4度のリーグ制覇、3度の日本一に導いた名監督として知られています。何度も挫折、逆境を乗り越えて手に入れた栄光です。

初めてこの本を読んだときに、この本は「脳力開発」のテキストだと思いました。そこには、野村監督が、どのような考え方で野球人生を生き、どのように選手を育て、どのようにチームを変えてこられたか、ご自身が考え抜いた道理を表す言葉、それを実践した体験が書かれています。読み出すと、わかりやすく普遍的な考え方に納得し、野球と違う世界にいる自分にも応用できる「言葉」を探しはじめていることに気づきました。

野村さんがヤクルトの監督に就任し3年目、ついにリーグ優勝を果たしました。同書の中で「チームを変えることができたのは、私が『言葉』を持っていたことが大きかった」と。自分の野球理論を選手に浸透させ、選手たちの意識が変わり、行動が変わり、結果、優勝争いのできる常連へとチームが変わって行った。そこには、相手に届く言葉を生み出すこと、相手の状況に応じてわかるように話すこと、質問によって気づいてもらうことなど、「言葉」を駆使した戦いがありました。

野村監督はヤクルトの後、阪神、楽天、そして社会人野球のシダックスを含めると19年もの間、監督を務めましたが、それができたのも、評論家生活を通じて獲得できた「言葉の力」のおかげと振り返っています。その理由は、コーチの体験をしても言葉は磨けるかもしれないが、コーチの場合は、自分の使っている言葉が相手に伝わらない時に、選手のせいにすることもできる。しかし、評論家は「視聴者や読者の方が悪い」ということは絶対に許されないことなので、自分が変わり、自分が力をつけるしかない。つまり自分を置いた立場に意味を見出し「言葉の力」を磨いたのです。これが苦労の人、野村流「脳力開発」。感銘を受けました。

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■ 2014年01月 新会社 IT介護マネジメント株式会社を立ち上げました。
■ 2012年11月 三陸漁業振興支援のページを立ち上げました。
■ 2011年08月 sigoto_design_labのアップをお知らせするメルマガの配信を開始しました。
■ 2011年06月 社長ブログsigoto_design_labを開始しました。
■ 2011年06月 サイトリニューアル
■ 2020年04月 事務所を東池袋に転居しました。

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