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今月の一言



『脳に悪い7つの習慣』 林成之 幻冬社新書2009年



代表・高橋の一言

林成之先生の著書は、「脳力開発」への関心から読ませていただいおります。先生は脳神経外科医であり、大学病院の救急救命センターの責任者を経験。当時では考えられなかった重症患者の脳機能を回復させる治療法に道を開いた方です。本書は、脳のしくみを知り、脳にとって良い習慣を身につけて欲しいとの願いを込めて書かれたものです。

林先生は、脳の複数の神経群が連携して「思考」や「心」を生み出す「ダイナミック・センターコア」という概念を提唱しました。この脳の仕組みを知ると、人間の思考はくり返し考えることによって高まるものであることがわかります。くり返し考えるとは、「緻密に理論の隙間がないように詰めていく」ことが大事で、「隙間を見つけたら、そこを詰めるように吟味するのです」とも。これを繰り返すと「それまで常識だと思い込んでいたことに対して『もしや』という思いが生まれることが」ある。この思考過程こそが、常識の誤りに気づき、斬新なアイデアや発見を生み出す、と教えてくださっています。そして、林先生ご自身が、この思考過程をくり返し、脳の重症患者の治療法に新たな道を開く発見をしたプロセスを紹介しています。

関連して、林先生は、まだ「隙間」があるのに「これでだいたいわかった」としてしまう習慣については注意を促しています。「脳にとって『わかった』は『これ以上考えなくて良い』という完結を示すもの」だからです。いわば思考停止。脳にとっては効率を重視してはいけないのです。

生成AIを活用するようになって、とんでもないスピードで知識を得ることができるようになりましたが、内閣府は今年2月、生成AIを利用したことがある人を対象に調査実施。4人に一人が「自分で考える時間が減った」とのことです。

自分ごととして、直面する問題の解決やプロジェクトの戦略策定の上では、「理論の隙間を詰めていく」くり返し作業が欠かせません。時代は変わっても、その「脳力」を少しでも磨いていくことができたら幸いです。

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■ 2014年01月 新会社 IT介護マネジメント株式会社を立ち上げました。
■ 2012年11月 三陸漁業振興支援のページを立ち上げました。
■ 2011年08月 sigoto_design_labのアップをお知らせするメルマガの配信を開始しました。
■ 2011年06月 社長ブログsigoto_design_labを開始しました。
■ 2011年06月 サイトリニューアル
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