ワッツ コンサルティングは経営コンサルティングと
マーケティングコンサルティングサービスの会社です。
企業を成功に導くのは、事業戦略、マーケティング戦略だと思います。
私たちは「戦略とは、企業がお客様の期待に応えるため、
自身の長所を活かし、変化に立ち向かう決意」だと考えています。
そんなお客様企業のため私たちは
明快な方法論と豊富な経験、
暖かいハートを持ってお手伝いいたします。
今月の一言
一言で言えば、戦略とは計画のぶれない中心軸であって、戦術はそれを実現させる計画の枝葉〈手段〉でとも言える。だから戦術は周囲の変化に即応してぶれても良いが計画の中心軸である戦略はぶれてはいけない。そのためには〈何のために、誰のためにこの計画があるのか〉という戦略部分は熟考の上、作らなければいけないし、戦術に振り回され、いつの間にか戦略が違ってきたというようなことがあってはならない。
『戦略の論理』 清水一幸著 つむぎ出版
代表・高橋の一言
戦略と戦術の話です。私たちの事業やプロジェクトにおいて、それは何のためにあるのか、誰のためにあるのかというぶれない目的が必要です。『戦略の論理』の著者、清水一幸氏は、参加させたい人に〈なるほど〉と納得させる論理がしっかりしており、かつ、物心両面で〈その計画に是非参加したい〉という気持ちにさせる価値が組み込まれていることが優れた戦略であると言います。筆者もプロジェクト構想の立案する時には、現状を把握した後に、ぶれない目的、ぶれない戦略を設定することに注力をしています。
この度のロシアのウクライナ軍事侵攻は、大義なきプーチンの戦争とも言われています。ウクライナの同胞のためにネオナチを排除するという論理は全く説得力を持ちませんでした。その実態はウクライナの主権を侵害する一方的な武力による侵略であり、国際秩序をも崩壊させる暴挙だったのです。平和だった街を破壊し市民を殺戮し不安のどん底に陥れました。実際に同胞であり家族のような隣国の市民に対してこんなことができるはずがありません。核による威嚇に至っては、人類の生存を脅かす手段を使って目的を達成するのですから、その結果何を得るというのでしょうか。
何のための戦争なのか。ウクライナは主権を守り、自由を守るために戦い、ロシアは専制君主の手柄のために戦う。どちらに士気の高い兵士や世界の支援が集まるかは明らかではないかと思います。ウクライナに一刻も早い平和が訪れるように祈ります。